相談事例・相談実績
これまでにたくさんのご相談を受けさせていただき、恐れ多いながらも満足という声も多数いただいております。
ここでは相談実績といたしまして、実際にあった相談事例を掲載させていただいております。
※許可があったもののみ掲載しています。
Aさんの事例 ~不当解雇されたが、数か月分の給与相当の和解金成立~
相談内容
平成22年初めころ,Aさんが来所されました。
プライベートの時間帯で騒動を起こし、職場で意思疎通しづらいなどを理由に懲戒解雇されました。
Aさんは,不当解雇であり,救済措置がありえないかとご相談を受けました。
法的手続きと結果
保全手続を利用しました。数か月分の給与相当額に該当する金員を受領する形で和解が成立。
雇主側がAさんのあらゆる要求を拒絶する強固な態度を一変させることができました。
Aさんは,最低限の保障を取得できたため,満足されました。
Bさんの事例 ~訴訟を提起されたが、法的手続きにより訴訟が取り下げられた~
相談内容
平成22年半ばころ,Bさんが来所されました。
Bさんは,会社で勤めていたところ,会社から金員を借り入れたことがありました。
Bさんは会社からの借入れについては完済したが,会社は,Bさんに対し,さらに貸金の返還を求める形の訴訟を提起しました。
Bさんは,完済している以上,理由のない訴えではないかとご相談されました。
法的手続きと結果
訴訟手続でBさん側の代理人として法的に妥当な理由を記載したため,最終的に会社側は訴えを取り下げました。
Bさんは,理由のない訴えから解放され,満足されました。
Tさんの事例 ~懲戒解雇されたが、労働審判で高額の和解成立~
相談内容
Tさんは、中堅企業で働く、サラリーマンでしたが、ある日会社から懲戒解雇を告げられました。その理由は、酒気帯び運転をして、罰金刑を受けたことです。
飲酒運転に対する社会の目も厳しくなっていますから、懲戒解雇もしかたがないとも思えます。
しかし、Tさんには有利な事情もありました。Tさんは酒気帯び運転で検挙される前日にお酒を飲みましたが、十分な睡眠と休息をとり、お酒が体から抜けるのを確認してから、運転行為に及んだのです。
しかし、Tさんには有利な事情もありました。Tさんは酒気帯び運転で検挙される前日にお酒を飲みましたが、十分な睡眠と休息をとり、お酒が体から抜けるのを確認してから、運転行為に及んだのです。
ところがたまたまアルコールが体に残ってしまっていたため、アルコール反応が出てしまったのです。
法的手続きと結果
この会社の懲戒解雇の考慮を争うために、労働審判の申立をしました。
その結果、労働審判では会社側が800万円を支払うという内容での和解が成立しました。こちらの言い分がほぼ認められた形となりました。
Yさんの事例 ~和解により強制競売がとまったケース~
相談内容
Yさんは親族からお金を借りていましたが、ご主人に内緒で、ご主人の不動産に抵当権を設定してしまいました。返済をしばらく行わなかったところ、競売を開始したとの通知が裁判所から来ました。
Yさんは競売がある程度進んだ段階で相談に来られました。
法的手続きと結果
抵当権実行停止の仮処分の申立をして、競売手続をとめるという手段をとることにしました。その結果、保全の裁判でなんとか和解が成立し、抵当権の競売手続は止まり、抵当権の抹消登記もされ、Yさんは住宅に住み続けることができました。