第114回 実はあまりよく知られていない憲法
弁護士の内田です。 暑くなってきましたね。そろそろ夏の到来を感じます。 夏派・冬派それぞれあろうかと思いますが、私は冬派です。冬は着込めば屋外でも何とかなりますが、夏は屋外が辛すぎます。 一昔前、商売人間では、冬は客足が遠のくので夏の方が歓迎されていたと思いますが、今は暑すぎて客足が遠のく事態になっていますね。ディ... 続きはこちら≫
第113回 法律における「期限」
弁護士の内田です。 桜の季節ですね。もう散りつつありますが。皆さんは桜見に行かれましたか。 ところで、なぜ、人は桜を見に行くのでしょうか。 勿論、桜が綺麗だからというのもありますが、「桜はすぐに散るから」ではないでしょうか。見ることのできる期限がある、だからわざわざ足を運んで見に行っている、そう言えないでしょうか。... 続きはこちら≫
会社を守るカスタマーハラスメントの実務
弁護士のコメント 今回のセミナーでは、「会社を守るカスタマーハラスメントの実務」と題して、①会社としてカスハラに対応する意義・目的、②正当なクレームとカスハラを区別する上での判断基準、③カスハラを未然に防止するための組織としての施策、④クレーム等有事の際の対応、⑤カスハラが問題となった裁判例などについてお話しました。... 続きはこちら≫
第112回 法律実務の数理と感情
弁護士の内田です。 「今更?」と思われるかもしれませんが、最近、生成AIにはまっています。 グーグルなどで検索するよりもはるかに早く詳細な調査が可能で、全社的に取り入りいれていけば労働時間の大幅な短縮に繋がるのではないかと思っています。 AIは契約書のレビューなんかもできるわけですが、精度の方はまだイ... 続きはこちら≫
第111回 法律における「特定」について
弁護士の内田です。 「ポジションが人を育てる」という考え方があります。課長にふさわしい能力・実績を有する者を課長に就任させるという考え方が一般的だと思いますが、人材の急成長を求める企業ではそれでは遅すぎると考えます。 やや乱暴な気はしますが、まだ課長の任務を遂行するに足りる能力も実績もない者であっても、課長に就任さ... 続きはこちら≫
第110回 法律が定める様々な利率
弁護士の内田です。 よく企業に関するニュースで「今年は前年に比べて営業利益が〇%成長となった。」などと報じられることがあります。 成長率の方に目が向きがちですが、忘れてはならないのは成長の継続性です。複利計算というのは恐ろしいもので、年5%成長でも10年続ければ約63%成長になり、30年続ければ約33... 続きはこちら≫
チャレンジを応援する「経営判断の原則」の法理
弁護士の内田です。 「失敗は成功の母」と言います。 運が良い人は1度のチャレンジで成功に至ることもありますが、通常は、チャレンジして失敗から学び、学びを糧にしてさらにチャレンジする・・・これを繰り返して成功に至ります。 実際には、人には現状維持バイアスがあり、失敗を恐れるあまり何もチャレンジ... 続きはこちら≫
年末年始休業のお知らせ
拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 弁護士法人ラグーンでは年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。 皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。 年末年始休業日 令和6年12月2... 続きはこちら≫
企業の利益を増加させる経営合理化のための法的手段セミナー
弁護士のコメント 今回のセミナーでは、「企業の利益を増加させる経営合理化のための法的手段」と題して、①継続的契約の解除、②賃金体系の変更、③デッドエクイティスワップ、④不採算部門の処分(事業譲渡)、⑤雇止め、⑥整理解雇などについて、具体的な事例に基づいてお話しました。 今回のセミナーでは、これらの手法... 続きはこちら≫
第105回 「善意の第三者」という考え方
弁護士の内田です。 法律の世界ではある論点についてA説、B説・・・と複数の説があり、実務では裁判所(最高裁判例)が何説を採っているかが重視されます。最高裁判例がなく、各地方裁判所で説が分かれているという場合は、弁護士は依頼者に有利な方の説を採用して主張を展開します。 学生の頃は、「私はA説が正しいと思う。なぜなら・... 続きはこちら≫