弁護士法人ラグーンの内部統制援助サービス

当法人では中小企業向けの内部統制構築援助サービスを行っております。

中小企業において上場企業や大会社と同じレベルでのリスク管理体制を構築する必要はありませんが、少なくとも許認可取消し（又は長期業務停止）や顧客を裏切る重大な不正行為など致命傷になりうるリスクについては統制を効かせておく必要があります。

積み上げるのには時間がかかりますが、崩れるのは一瞬です（雪印乳業の集団食中毒事件、タカタの欠陥エアバック事件、ビッグモーター事件など）。

最低限の「守り」を備えることで、「攻め」の経営に集中できます。

１　サービスの内容

内部統制は、簡易的には①内部統制の方針・範囲・体制の決定→②リスクの特定・分析及びこれによる重要プロセス（業務フロー）の設定⇒③対策の決定と文書化→④統制の有効性評価→⑤内部監査の順で進めます。

一回で終わるものではなく、市場や社会情勢の変化に応じてリスク環境は変わってきますので、定期的にリスク管理体制の見直しを行っていきます。

主たる成果物として、上記①及び③の過程でリスク管理規程などの規程類が、上記②の過程でリスク一覧表が、上記③の過程で業務フロー図・業務記述書・リスクコントロールマトリクス（以下、「３点セット」と言います。）、及びマニュアル類が作成されるのが一般的です（以前のセミナーで使用した記載例を以下で紹介しておりますのでご参照ください。あくまで例であり、実際の当法人の体制を表したものではありません。）。

以上の工程のうち、当法人で行うサービス内容は次のとおりです。

（１）初回ミーティングで①の決定するにあたってのアドヴァイス

（２）②の工程における許認可取消等に関する法令及び処分例の調査とこれに基づくアドヴァイス（リスク一覧用の作成はお客様に行っていただきます。）

（３）③の工程における３点セット及びマニュアル作成に関するアドヴァイス

※　業務マニュアル及びこれに基づく申請書等の書式については、専ら法律及びリスク管理の観点からのアドヴァイスを行い、専門技術的な面でのアドヴァイスは行いません。

（４）③の工程におけるリスク管理規程などの規程類の作成

（５）④及び⑤の工程における手順書・チェックリストなどの作成に関するアドヴァイス

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