企業の利益を増加させる経営合理化のための法的手段セミナー
弁護士のコメント
今回のセミナーでは、「企業の利益を増加させる経営合理化のための法的手段」と題して、①継続的契約の解除、②賃金体系の変更、③デッドエクイティスワップ、④不採算部門の処分(事業譲渡)、⑤雇止め、⑥整理解雇などについて、具体的な事例に基づいてお話しました。
今回のセミナーでは、これらの手法が経営に与える具体的な影響を認識していただくため、設定事例において施策実行前後の損益計算書(PL)・貸借対照表(BS)も掲載しました。歩合給導入による損益分岐点売上高の変化など会計的インパクトなどにも踏み込み、法務×会計への理解を深めていただきました。
売上増加策は実行からのその効果発生まで時間がかかりますし、またその効果も不確実です。これに対し、コストカット(又はコスト体質の変化)は即効性を有し、かつ効果は確実です。
引き続き、会社の「利益」に貢献できるよう、法務+αの観点から有益なセミナーを開催していきたいと思います。
当日の様子