第111回 法律における「特定」について
弁護士の内田です。 「ポジションが人を育てる」という考え方があります。課長にふさわしい能力・実績を有する者を課長に就任させるという考え方が一般的だと思いますが、人材の急成長を求める企業ではそれでは遅すぎると考えます。 やや乱暴な気はしますが、まだ課長の任務を遂行するに足りる能力も実績もない者であっても、課長に就任さ... 続きはこちら≫
第110回 法律が定める様々な利率
弁護士の内田です。 よく企業に関するニュースで「今年は前年に比べて営業利益が〇%成長となった。」などと報じられることがあります。 成長率の方に目が向きがちですが、忘れてはならないのは成長の継続性です。複利計算というのは恐ろしいもので、年5%成長でも10年続ければ約63%成長になり、30年続ければ約33... 続きはこちら≫
チャレンジを応援する「経営判断の原則」の法理
弁護士の内田です。 「失敗は成功の母」と言います。 運が良い人は1度のチャレンジで成功に至ることもありますが、通常は、チャレンジして失敗から学び、学びを糧にしてさらにチャレンジする・・・これを繰り返して成功に至ります。 実際には、人には現状維持バイアスがあり、失敗を恐れるあまり何もチャレンジ... 続きはこちら≫
年末年始休業のお知らせ
拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 弁護士法人ラグーンでは年末年始の休業日につきまして、下記のとおり休業日とさせていただきます。 皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。 年末年始休業日 令和6年12月2... 続きはこちら≫
企業の利益を増加させる経営合理化のための法的手段セミナー
弁護士のコメント 今回のセミナーでは、「企業の利益を増加させる経営合理化のための法的手段」と題して、①継続的契約の解除、②賃金体系の変更、③デッドエクイティスワップ、④不採算部門の処分(事業譲渡)、⑤雇止め、⑥整理解雇などについて、具体的な事例に基づいてお話しました。 今回のセミナーでは、これらの手法... 続きはこちら≫
第105回 「善意の第三者」という考え方
弁護士の内田です。 法律の世界ではある論点についてA説、B説・・・と複数の説があり、実務では裁判所(最高裁判例)が何説を採っているかが重視されます。最高裁判例がなく、各地方裁判所で説が分かれているという場合は、弁護士は依頼者に有利な方の説を採用して主張を展開します。 学生の頃は、「私はA説が正しいと思う。なぜなら・... 続きはこちら≫
第104回 商品売買基本契約書の意義
弁護士の内田です。 現状を大きく変えてさらに高いステップに上るためには、明確なゴールイメージが必要です。ゴールイメージが明確であるほど行動が生まれます。ゲームメーカーでは、まず商品の広告イメージ画像の作成からスタートし、そのイメージに合うようにゲームを組んでいくのだとか、そういった話も聞きます。 ここまでは何となく... 続きはこちら≫
第103回 書類の証明力
弁護士の内田です。 先日、yahooニュースで「日本人の労働者1人辺りのGDPはデンマークに比べて著しく低い」という記事を見かけました。理由の1つとして指摘されていたのが「無用なダブルチェックが多すぎる。」ということでした。皆さんの会社ではいかがでしょうか。 「書面の作成者が自分自身で責任を持って注意して作成すれば足り... 続きはこちら≫
第102回 経営面から見た固定残業代制度
弁護士の内田です。 前回は経営理念について少しお話しました。これと関連して興味深い本を読みましたのでご紹介します。 「戦略の要諦」という書籍です。大胆に要約しますと、「パーパスやミッションから戦略は生まれない。戦略は課題と自社の認識・分析から生まれる。」です。 私自身、「パーパスやミッションがまず先にあって、それ... 続きはこちら≫
台風10号接近による臨時休業のお知らせ
平素より、弁護士法人ラグーンに格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 この度、台風10号の接近に伴い、お客様と従業員の安全を優先し、下記の期間臨時休業とさせていただきます。 8月29日(木):午後15時以降 8月30日(金):終日 大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご了承のほど宜しくお... 続きはこちら≫